ご依頼の前の注意事項

クリーニング後の不具合に関する補償

当店でクリーニングさせて頂いた事が原因で不具合等が生じました場合は大手他社も利用しています損害保険会社(AIG損害保険)より補償致しますが下記の条件がございますのでご確認願います
※特に製造6年以上の高年式や劣化が進んでいるエアコンはご注意願います

補償の条件

【 補償対象内 】
1:電装部(基盤等)に水分が付着した等の理由による作動上の不具合
2:プラスチックパーツ脱着時の破損(例外あり)

エアコンプラスチックパーツ

※但しプラスチック製の微細なパーツ(特に吹き出し口の縦横の風向き切り替え羽やフィルターに多し)に限り製造5年以上の機種は劣化が進行している可能性がありクリーニング作業時の弱い衝撃で破損する場合がございます為、補償対象外になります
※その様な理由から製造5年以上の高年式や劣化が進んでいるものはできる限り分解せず対応する場合がございますのでご了承願います


【 補償対象外 】
1:クリーニング後の水漏れは補償の対象外です

長期間の利用や設置方法(排水配管経路)などの理由で、元々ドレンホース内に蓄積された汚れが詰まりかけている場合、洗浄による汚水が充分に排水されず室内機より水が滴る事があります それらの改善が不可能な場合は、補償対象外の為、お客様よりメーカーや取り付け工事業者等にドレン(排水)ホース及び本体の整備依頼をして頂く事になりますのでご了承願います
※市販で存在する虫などの進入を防ぐドレンホース先端に取り付けるキャップは上記のホース詰まりの原因になる可能性が非常に高いので撤去もしくは小まめにご点検願います

ドレンホース

2:劣化が進行したエアコンのクリーニング後の不具合は補償の対象外です

劣化が進行(6年以上のもので以下注1例外あり)したエアコンにクリーニング作業時の振動等が切っ掛けで不具合や異音等が発生する場合もある為、経年による機器の金属疲労や部品の劣化等の間接的な原因などの場合も補償対象外となりますのでご了承願います

注1:各メーカーにて修理対象部品の在庫があれば何年製でも修理対応可能ですが、廃盤により修理が不可能になった場合は、国税庁より定められたエアコンの耐用年数(家庭用エアコンは6年)を限度とした補償となりますのでご注意願います
参考サイト:国税庁 耐用年数表

※当店での補償対象はクリーニング後、1週間(7日)以内です
またクリーニングサービス料金は返金の対照ではございません

以上の内容を踏まえまして6年以上の機種はご納得の上、ご依頼をお願い致します

現状の不具合や不快な匂い等の改善に関して

エアコンの匂い

不具合(効きの悪さや異音等)及び不快な匂い等に関する事ですが、これらは様々な原因が考えられます 当店での洗浄によりそれらの点が改善されるとは限りませんのでご了承願います

特に匂いに関する事ですが、まれにエアコンクリーニングしても臭い、不快な匂いが再発する場合が御座います
そこで当店の経験と多くのお客様との対話から想定される原因を以下に記載します

【 原因1:新品のエアコンでも匂う
洗濯物の室内干しで発生する不快な匂いと同様にエアコン(冷房)作動時に発生する水分が空気中の雑菌と反応し同様の匂いが発生する事があり、新品のエアコンでもその様な匂いがするというケースを確認しています

【 原因2:ドレンパンに留まった排水やカビ・ヌメリ汚れから匂う 】
エアコン本体内部にあるドレンパンという水受けに溜まる排水が原因であるとも考えられます
短期間でも冷房を使用するとヌメリやカビなどが原因で異臭が発生する場合があります
※例えますと梅雨時の浴室排水溝などのヌメリやカビの発生状況をイメージ下さい

【 原因3:ドレンホース内部より匂う 】
ドレンホース(室内機から外部に向かって排水する蛇腹型のホース)内部に汚れなどヌメリが発生しているとそこから匂いがあがる場合もございます
※この配管内部は当店では洗浄不可能です

以上の事から当店がエアコンクリーニングを実施することにより、汚れはもちろん不快な匂いも除去できる事はありますが、稀に匂いは完全に除去出来ないこともあるとご理解頂けますと幸いです
※もちろん他社同様、これらに関する補償はございません

特に長年タバコを利用されていたお部屋にあるエアコンのタバコ臭や黄ばみ等は完全に除去されない可能性が高いので、ご了承願います

また当店のエアコンクリーニングはご予算と仕上がりのバランスを最善に検討したサービスで、エアコン本体が壁などに設置されている状態での作業の為、洗浄範囲に限界がございますので、100%の洗浄をご希望の場合は他社で提供されています、本体を外して持ち帰り完全に分解しパーツ一つ一つを洗浄する「完全分解洗浄」というサービスをご利用願います
「完全分解洗浄」はかなり高額になりますので、あくまでも当店の意見ですが1~2年サイクルで多くのカビが発生する事を考えますとあまりお勧めできるサービスではないと思います。

エアコンクリーニングのサイクルについて

エアコンは通常、冷房運転をワンシーズン実施すれば内部でカビが発生致します為、ご家族にアレルギーをお持ちの方や、冷房作動の季節になると空咳などが発症される方がいらっしゃる場合は、1年に一度のクリーニングが理想です。

尚、通常のクリーニング(エアコン本体が設置されている状況)では「完全分解洗浄」と比較し高圧洗浄機でも届かないところもございます為、仕上がりに多少の差があります。

もしも上記が気になられる場合は、大変高額になりますが、他社にて「完全分解洗浄」を依頼されますと宜しいかと思いますが、当店ではランニングコスト含め総合的にメリットが小さく思いますのでおすすめ致しません。


クリーニング時期について…

一般のご家庭でも同様ですが、特に店舗等ではエアコンがフル稼働されている時期はクリーニングを避けられる方が無難です
何故なら補償の対象はエアコン本体のみであり、営業補償(エアコンの修理等が完了するまでの間、営業を停止しなければならない場合)は補償の対象でないからです

ここまでお読みいただき本当にありがとうございました
それではご検討の程、どうぞよろしくお願い致します